■ ID
| 1340 |
■ 種類
| 論文 |
■ タイトル
| Development of a simple, effective ceramic filter for arsenic removal |
■ 著者
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Md. Shafiquzzaman
立命館大学
Md. Mahmudul Hasan
立命館大学
Jun Nakajima
立命館大学
Iori Mishima
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2011 |
■ 誌名・巻・号・年
| Journal of Water and Environment Technology, Vol.9, No.3, 333-347, 2011 |
■ 抄録・要旨
| バングラデシュなどの地域では、地下水のヒ素汚染が深刻な問題である。この対策として、汲み上げた地下水からヒ素を除去するための簡易で低コストなろ過装置を提案した。このヒ素除去用装置は、粘土と米ぬかを80%:20%の比で混合し作成されたものに、鉄供給のための鉄製のネットと鉄酸化を促進させる鉄バクテリアを組み合わせたものである。本論文では、流入させる人工地下水のAs(III)、Fe(II)、Pの濃度条件を変更して、ヒ素除去用装置の適応可能性を検討した。人工地下水のFe濃度が増加すると、流出水のAs濃度が減少した。また、人工地下水中のP濃度が増加すると、流出水のAsが増加した。これらの結果から、ヒ素除去用装置の性能が発揮される人工地下水中のFe濃度やP濃度を明らかにした。
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